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くるまの保険 / 自賠責保険

問21

自動車保険の「型式別料率クラス」について教えてください。

答え
車検証に記載されている自動車の型式(かたしき)ごとに設定された自動車保険の保険料率であり、毎年、見直しが行われます。このため、1年間無事故であっても、型式ごとの事故実績により、翌年の保険料が高くなることがあります。

自動車の用途車種が自家用普通乗用車と自家用小型乗用車の場合、保険料は、自動車検査証(車検証)に記載されている自動車の型式(注)ごとの事故実績に基づいて、1〜17クラスの17段階(数値が大きいほど保険料が高くなります。)の料率が設定されています。また、同様に自家用軽四輪乗用車の場合、1〜3クラスの3段階の料率クラスが設定されています。これを「型式別料率クラス」といい、保険種類(対人賠償保険、対物賠償保険、人身傷害保険・搭乗者傷害保険、車両保険)ごとに決定されます。

注 自動車の型式
道路運送車両法に基づき、国土交通大臣が構造、装置および性能が同一な自動車に対して指定する分類指標のことをいいます。

また、より適正かつ公平な保険料負担とするため、型式ごとの事故実績に基づいて、損害保険料率算出機構により、毎年、料率クラスの見直しが行われます。具体的には、保険種類ごとに、事故の少ない(保険成績の良好な)型式は1クラス低いクラスへ、事故の多い(保険成績が悪化した)型式は1クラス高いクラスへ変更されます。このため、料率クラスが変更された型式の自動車の継続契約については、契約者の事故の有無に関わらず、保険料が変更となります。

  型式ごとの事故実績に応じて毎年見直し
対人賠償保険 1 2 3 4 5 6 7 8 9
対物賠償保険 1 2 3 4 5 6 7 8 9
人身傷害保険・搭乗者傷害保険 1 2 3 4 5 6 7 8 9
車両保険 1 2 3 4 5 6 7 8 9

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