問51 | どの種類の火災保険でも、補償される範囲は同じですか。 |
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- 答え
- 火災保険の種類によって補償される範囲は異なります。例えば、火災だけではなく水災を補償する商品もありますので、それぞれのニーズに合わせて商品を選択する必要があります。
火災保険は、「火事で家が焼けてしまった」場合だけではなく、「落雷、破裂・爆発などで家が損壊した」といった損害も対象としています。
さらに、台風や暴風などの風災による損害や、大雪などの雪災による損害、洪水による床上浸水(注)などの水災による損害についても補償の対象としている商品もあり、自然災害に備える保険ともいえます。
注 床上浸水
火災保険における床上浸水とは、畳敷や板張など居住の用に供する部分の床(土間、たたきの類を除きます。)を超える浸水をいいます。
自然災害のうち、地震による建物の倒壊や火災(延焼・拡大を含む。)などについては、補償の対象となりませんので、地震保険を付帯(セット)して契約する必要があります。なお、地震保険は、火災保険の保険期間の中途でも付保が可能です。
泥棒によって家財が盗まれたり、窓ガラスが割られてしまったりした場合や自動車が建物に飛び込んできて建物が壊された場合など、日常のハプニングによる損害を補償する商品もあります。
火災保険で補償される主な損害は以下のとおりです。保険会社によって補償内容は異なっていますので、詳細については保険会社または代理店に確認することが必要です。
損害保険金 |
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費用保険金 |
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※ 一定の制限付で補償される場合があります。