からだの保険・他について |
からだの保険には、ケガを補償する「傷害保険」と、ケガおよび病気を補償する「医療保険」などがあります。
傷害保険は急激・偶然・外来の事故によるケガを補償の対象としており、次のような保険があります。
・ | 普通傷害保険: | 国内外を問わず、家庭内・職場内・通勤中・旅行中などで起きた事故によるケガを補償します。 |
・ | 家族傷害保険: | 普通傷害保険の補償対象者(被保険者)の範囲を家族にしたものです。 |
・ | 交通事故傷害保険: | 主として交通事故によるケガを補償します。 |
・ | ファミリー交通傷害保険: | 交通事故傷害保険の補償対象者(被保険者)の範囲を家族にしたものです。 |
・ | 国内旅行傷害保険・海外旅行保険: | 観光・商用などの旅行に伴うケガの補償のほか、携行品の損害なども補償します。 |
傷害保険で支払われる保険金は、死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金、通院保険金などがあり、それぞれ契約時に保険金額を定めます。なお、入院保険金・通院保険金は、日常の生活に支障がない程度にケガがなおった日までの入通院が補償の対象となりますので、入通院すれば必ず支払われるものではありません。
医療保険はケガや病気により入院した場合に健康保険などの公的医療保険制度だけではカバーしきれない出費について補償する保険であり、入院保険金、手術保険金などが支払われます。なお、死亡保険金や後遺障害保険金の保険金額は、被保険者の年齢、職業、収入等を勘案し妥当と認められる金額の範囲内で設定されますので、無制限にすることはできません。
その他の保険としては、ケガや病気によって仕事に就くことができなくなった場合の所得の喪失を補償する「所得補償保険」、所定の要介護状態になりその状態が一定期間を超えた場合に介護に要した出費について補償する「介護保険」、偶然な事故によって他人を死傷させたり他人の財産に損害を与えてしまった場合に負担する法律上の損害賠償責任について補償する「個人賠償責任保険」などがあります。