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からだの保険・他 / 海外旅行傷害保険

問83

クレジットカードについている
海外旅行傷害保険について教えてください。

答え
クレジットカードの種類によっては、海外旅行傷害保険が付帯(セット)されていることがあります。ただし、補償内容などについては、事前に確認することが必要です。

クレジットカードには、海外旅行傷害保険が付帯(セット)されていること(以下「クレジットカード付帯の保険」といいます。)があります。ただし、クレジットカードの所有者すべてが対象となるとは限らず、また補償内容が十分でないこともありますので、下記の点などについて事前に確認し、必要に応じて、別途海外旅行傷害保険を契約する必要があります。

1.
海外旅行傷害保険が適用される条件の確認
クレジットカード付帯の保険が、適用される条件を確認する必要があります。クレジットカードの種類によっては、旅行代金などをそのクレジットカードで支払った場合のみ、海外旅行傷害保険の適用対象になるとしている場合があります。
また、新規にクレジットカードに入会した場合には、一定期間後に出発する旅行から、海外旅行傷害保険の適用対象となる場合もあります。
2.
保険期間、保険金額、補償の範囲・対象の確認
クレジットカード付帯の保険の場合、適用される保険期間が限られていることがありますので、長期間の海外旅行の場合には、保険会社から販売されている一般の海外旅行傷害保険(以下「一般の海外旅行傷害保険」といいます。)を契約することが必要です。また、保険金額や補償範囲・対象についても、次のとおり十分でないことがあります。

〈例〉

  • 治療費用や携行品損害などの保険金額は、一般の海外旅行傷害保険よりも低額に設定している場合がある。
  • 傷害死亡(海外旅行先でのケガで死亡した場合の補償)は含まれているが、疾病死亡(海外旅行先での病気で死亡した場合の補償)は範囲外になっている。また、クレジットカードの名義人(父親)以外の者(妻や子)の海外旅行先でのケガや病気は対象外としている場合がある。

一般の海外旅行傷害保険は、クレジットカード付帯の保険で補償内容が不足している部分のみ追加して契約することもできます(必要な補償だけを選べるバラ売り商品があるということです。)。海外旅行時の不測の事態に備えるため、これらをうまく活用すると安心です。

一般の海外旅行傷害保険とクレジットカード付帯の保険が重複し同時に保険金が支払われる場合には、次のとおり保険金が支払われます。

死亡保険金 合算 一般の海外旅行傷害保険とクレジットカード付帯の保険(複数所有の場合は最も高い保険金額を限度に保険金額に応じて按分)の保険金額を合算して保険金が支払われます。
後遺障害保険金
その他の保険金
(治療費用、賠償責任、携行品損害など)
按分 一般の海外旅行傷害保険とクレジットカード付帯の保険の保険金額を合算した金額を限度として、その範囲内で実際の損害額を按分して保険金が支払われます。ただし、1回の事故について限度額がある場合は、その金額が上限となります。

〈例〉

1.
死亡保険金(合算払い)
「一般の海外旅行傷害保険1,000万円」+「クレジットカード付帯の保険2,000万円」の場合には、死亡保険金として3,000万円が支払われます。
2.
治療費用、賠償責任、携行品損害の保険金(按分払い)
「一般の海外旅行傷害保険1,000万円」+「クレジットカード付帯の保険200万円」の場合には、実際にかかった費用が300万円だったときに、次のとおり支払われます。
一般の海外旅行傷害保険に先に請求した場合
  • 一般の海外旅行傷害保険から300万円
クレジットカード付帯の保険に先に請求した場合
  • クレジットカード付帯の保険から200万円
  • 一般の海外旅行傷害保険から100万円(=300万円−200万円)
どちらの保険に先に請求するかは、請求する方がご自分で選択できます。なお、保険金の按分は、保険金が支払われた後に保険会社間で調整されます。

クレジットカード付帯の保険が複数重複し同時に保険金が支払われる場合には、次のとおり保険金が支払われます。

死亡保険金 按分 クレジットカード付帯の保険のうち最も高い保険金額を限度として、それぞれの保険から按分して保険金が支払われます。ただし、個人カードを持っている方が他に法人カードを持っている場合には、按分の対象とならないこともあります。
後遺障害保険金
その他の保険金
(治療費用、賠償責任、携行品損害など)
按分 クレジットカード付帯の保険の保険金額を合算した金額を限度として、その範囲内で実際の損害額を按分して保険金が支払われます。ただし、1回の事故について限度額がある場合は、その金額が上限となります。

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