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からだの保険・他 / 傷害保険

問72

どの種類の傷害保険でも、補償される範囲は同じですか。

答え
傷害保険にはいくつか種類があり、それぞれで補償範囲が異なります。

傷害保険には、多様な商品設計が可能という特徴があります。こうしたことを背景として傷害保険には次のように様々な種類があり、それぞれ被保険者の範囲や補償される事故の範囲が異なります。例えば、普通傷害保険は、保険金が支払われない場合に該当する事由以外はすべての傷害を補償する、いわゆる「オール・リスク」型の傷害保険であり、これをベースに家族を被保険者に含めたりするもの、交通事故に補償を限定するものなどがあります。

商 品 概 要
普通傷害保険 最も基本的な傷害保険です。日本国内外を問わず、家庭内、職場内、通勤中、旅行中などで起こる急激・偶然・外来の事故によるケガ(死亡、後遺障害、入院・通院)が補償されます。
家族傷害保険 補償する危険(リスク)の範囲は普通傷害保険と同じですが、家族のケガも補償されます。
交通事故傷害保険 交通事故(乗物に搭乗中の事故、乗物との接触・衝突などの事故、駅の改札口内での事故、乗物の火災などを含む。)により被ったケガが補償されます。
ファミリー交通傷害保険 補償する危険(リスク)の範囲は交通事故傷害保険と同じですが、家族のケガも補償されます。
国内旅行傷害保険 日本国内の旅行中に被ったケガのほか、特約により賠償責任、携行品損害、救援者費用などが補償されます。
海外旅行傷害保険 海外旅行中に被ったケガのほか、特約により疾病死亡、疾病治療費用、賠償責任、携行品損害、救援者費用などが補償されます。

家族傷害保険やファミリー交通傷害保険においては、保険証券の本人欄に名前が記載されている者(本人)に加えて、次の人が自動的に被保険者になります。また、本人と本人以外の被保険者との続柄は、ケガの原因となった事故発生時における関係で判断されます。なお、夫婦特約などの特約により被保険者の範囲を限定することもできます。

1.
本人の配偶者
2.
本人または配偶者と生計を共にする同居の親族
3.
本人または配偶者と生計を共にする別居の未婚(これまでに婚姻歴がないこと)の子(例えば、親から仕送りを受けている未婚の学生など)

上記の表に掲げた傷害保険の中には、ケガに対する補償のほか、賠償責任、物の損害、各種費用の損害をあわせて補償する商品があります。その代表例が「海外旅行傷害保険」であり、海外旅行中に被った「ケガによる死亡、後遺障害、治療費用」「病気による死亡、治療費用」「賠償責任」「携行品」「事故に遭った場合に家族が現地に行くための交通費や現地滞在費」などの損害に対して保険金が支払われます(「問80」参照)。

社会のニーズに応える様々な傷害保険

  • 傷害保険は特約を付帯(セット)することで傷害危険(リスク)の切り分けが可能になるので、社会活動の様々な局面に対応した商品が開発されています。
  • 例えば、「就業中のみの危険補償特約」を付帯(セット)した傷害保険は、業務上災害と通勤災害だけが補償対象となるので、いわゆる労災危険(リスク)を補償する保険ということになります。  
    遊園地などの施設に入場する人のケガを補償する場合には「施設入場者の傷害危険補償特約」があり、自治体主催のお祭りなどの行事(レクリエーション)に参加する人のケガを補償する場合には「行事参加者の傷害危険補償特約」が、アマチュアスポーツ団体のメンバーのケガを補償する場合には「スポーツ団体傷害保険特約」が、学校のPTA活動中の人のケガを補償する場合には「PTA団体傷害保険特約」があります。
  • このように、傷害保険は社会の様々なところで利用されています。

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